令和8年4月号 KMCさん(ラッパー/HOP-HOPアーティスト)

更新日:2026年3月27日

プロフィール

KMCけーえむしーさん

(市内出身)

 音楽以外の仕事をしながらラッパーとしても活躍するKMCさんは、4児の父。休日は家族でエミテラス所沢で映画を見たり、秩父に出掛けたりと、かっこいいお父さんという一面もまた魅力の一つ。 息抜きは、航空記念公園で1人でウクレレを弾くことだそう。

一生懸命やるから落ち込む。だから強くなる。

「所沢航空発祥祭のために作詞した歌を皆さんの前で歌えるのが本当に楽しみです」。そう笑顔で語るのは、4月5日(日曜)に開催される同祭の音楽ステージで、トリを務めるKMCさんだ。静岡県の港町で生まれたKMCさん。中学2年生のときに何気なく聞いた洋楽にハマり、ヒップホップの世界にどんどんのめり込んでいった。中学卒業後は、父親が漁業の仕事をしていたこともあり水産高校へ進学。カッター部(注釈)に入部した。部活動に励みつつ、休日は最新のヒップホップ情報を収集しに東京のレコードショップに足しげく通う日々を過ごした。
 3年生になり、卒業後はこのまま漁業の道に進むつもりではいたが、ヒップホップへの熱が冷めず、むしろ日々増していっていることに気付いたKMCさん。親を説得し、高校卒業後は上京することを決意。ヒップホップの世界に身を投じた。
 しかし、現実は厳しく、アルバイトをしながら生活を送るのがやっとの毎日。ヒップホップを学ぶ余裕はなかった。「地元に帰ろうかなぁ」と渋谷のハチ公前で途方に暮れていたときだった。ふと駅の方を見ると、何やら騒がしいことに気付く。駆け寄ると、大人数の輪の中でラップを披露し合う集団がいた。興奮した様子で見ているKMCさんに気付いた集団の1人が、「行ってこいよ」と背中をポンっと押してくれた。なんといきなり大人数に囲まれた中でラップを披露
する展開に。急な展開に動揺するも、今の心境をラップに乗せ、この土壇場で見事なラップを披露する。周囲からラッパーとして認められた瞬間だった。
 それからは自身で作詞したラップを披露する機会が増えていき、思い描いていたものが徐々に現実となっていった。月日が経ち、仕事とラップの二足の草鞋わらじ生活で充実した日々を過ごしていた。
 万事順調だったが、突如訪れたコロナ禍により、ラップの仕事がほぼゼロに。さらに自身もコロナの後遺症で、日常生活を送ることすらままならなくなる。「これまで積み上げてきたものが一気に崩れた気がして本当に辛かった」とKMCさんはいう。
 そんなとき、励ましてくれたのは仲間だった。「仲間が自分のために力を貸してくれる」。そのことが嬉しく、自分や仲間のためにも長期的な後遺症治療に専念することを決意。その間、自分のラップも見つめ直した。コロナ禍はKMCさんにとって「充電期間」となった。
 結果、体調は回復し、いい歌詞もたくさん書けた。ラップもより一層磨きがかかり、仲間と一緒に武道館ライブやFUJI ROCK FESTIVAL出場も果たした。
 所沢航空発祥祭でも熱いステージになること間違いなし!会場一体となってライブを盛り上げましょう! (関)
注釈:カッターと呼ばれる10人前後で乗れる手漕ぎボートで相手と競い合う競技。

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