マイコプラズマ肺炎について

更新日:2024年11月5日

マイコプラズマ肺炎とは

マイコプラズマ肺炎は、「肺炎マイコプラズマ」という細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症です。小児や若い人の肺炎の原因として、比較的多いものの一つです。
マイコプラズマ肺炎は1年を通じてみられ、秋冬に増加する傾向があります。

感染経路や症状について

感染経路

「飛沫感染」が主体ですが、「接触感染」でも感染が広がります。

症状

マイコプラズマ肺炎に感染してから、2週間から3週間の潜伏期間を経て、発熱や全身の倦怠感(だるさ)、頭痛、咳などの症状がみられます(咳は少し遅れて始まることもあります)。咳は熱が下がった後も長期にわたって(3週間から4週間)続くのが特徴です。
肺炎マイコプラズマに感染した人の多くは気管支炎で済み、軽い症状が続きます(一般に、小児の方が軽症で済むと言われています)が、一部の人は肺炎となったり、重症化したりすることもあります。

特徴的な咳

マイコプラズマ肺炎の咳は、痰を伴うことが少ない乾いた咳が特徴で、解熱した後も長く持続することがあり、「長引く頑固な咳」と表現されます。

予防のポイント

「飛沫感染」を予防するために

「接触感染」を予防するために

こんなときは医療機関の受診を検討しましょう

  • 風邪のような症状、せきがある、周囲に同様の症状の方がいる、という場合は、マイコプラズマに感染している可能性があるため、かかりつけ医へ相談しましょう。
  • 医療機関を受診する際には、感染予防のため事前に連絡してから受診しましょう。

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所沢市 健康推進部 保健医療課
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