風しん抗体検査を受けましょう
更新日:2025年4月1日
風しんは、成人がかかると症状が重くなることがあります。
また、妊娠初期の妊婦さんが感染すると、生まれてくる赤ちゃんの目や耳、心臓に障害が起きることがあります。
あなた自身と、これから生まれてくる世代の子どもを守るために、抗体検査を受けましょう。
風しんとは
風しんは、風しんウイルスの飛沫感染によって起こる感染症です。
2週間から3週間ほどの潜伏期を経て、主に発熱や発疹、リンパ節の腫脹が現れますが、これらの症状は子供では比較的軽く、大半は数日で治まります。但し、まれに脳炎や血小板減少性紫斑症などの合併症が起こることがあり注意が必要です。また、大人がかかると症状が長く続き、関節痛も重くなることが多いとされています。
先天性風しん症候群
妊娠早期(20週頃まで)の妊婦が風しんにかかると、胎児が風しんウイルスに感染して、難聴や白内障、心疾患、発達の遅れ等の障害を持った赤ちゃんが産まれる可能性がありますが、これらの障害を先天性風しん症候群といいます。
先天性風しん症候群が起こる可能性は、風しんにかかった時期によって違いがありますが、特に妊娠12週頃までの初期に風しんにかかると、発症する可能性が高くなります。
埼玉県風しん抗体検査事業について
埼玉県が委託した医療機関にて無料で風しんの抗体検査が受けられます。
- 対象者や実施医療機関等の詳細については埼玉県ホームページ(外部サイト)をご覧ください。
- 昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性は、次の「男性の風しん抗体検査・予防接種(風しんの追加的対策)について」をご覧ください。
男性の風しん抗体検査・予防接種(風しんの追加的対策)について
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性は、これまで国の制度で風しんの予防接種を受ける機会がなく、他の世代に比べ抗体保有率が低いため、 風しんにかかり家族や周囲の人たちに広げてしまうおそれがあります。
抗体検査について(令和7年3月31日終了)
全国の医療機関で風しん抗体検査を令和7年3月31日まで、無料で実施しておりました。
予防接種について(令和9年3月31日まで)
令和7年3月31日までに抗体検査を実施した結果、風しんの抗体が不十分であった方は、令和7年4月1日から令和9年3月31日まで、予防接種を無料で受けることができます。
対象者
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性
クーポン券について
予防接種を受けるには、市で発行するクーポン券が必要です。
クーポン券は、対象者のうち所沢市に抗体検査・予防接種の記録がない方へ、令和6年3月末に送付しました。
注記:クーポン券の期限は令和7年3月31日となっておりますが、令和7年4月1日から令和9年3月31日まで有効です。
注記:転入や紛失等でクーポン券がお手元にない方は、電子申請で「風しん追加的対策のクーポン券発行申請」ができます。(外部サイト)
実施医療機関
本事業に参加している全国の医療機関で受けられます。
(1)所沢市内(所沢市医師会加入)の医療機関の場合
厚生労働省ホームページ(外部サイト)掲載の医療機関のうち、所沢市医師会(外部サイト)に加入している医療機関は、無料で受けられます。
注記:所沢市医師会に未加入の医療機関の場合は、(2)の取り扱いとなりますので、ご注意ください。
(2)所沢市外の医療機関の場合
厚生労働省ホームページ(外部サイト)掲載の医療機関で、所沢市医師会(外部サイト)に未加入の医療機関の場合、事前に「予防接種依頼書」の発行が必要です。
また、窓口で一度接種費用をお支払いいただき、後日、保健センター健康管理課へ申請することで、助成金をお支払いいたします。
所沢市外で接種を希望される場合は、保健センター健康管理課へお問い合わせください。
(令和7年度中の助成限度額:風しん単体ワクチン7,183円、麻しん風しん混合ワクチン10,780円)
注意事項
- クーポン券を使用して、予防接種を受けることができるのは1回限りです。重複して予防接種を受けた場合は公費負担にはなりませんのでご注意ください。
- 令和5年度以前に発行したクーポン券は使用できません。
- クーポン券の受け取り後に転出した場合は、転出後の自治体にお問い合わせください。
関連リンク
お問い合わせ
所沢市 健康推進部 保健センター健康管理課
住所:〒359-0025 所沢市上安松1224番地の1
電話:04-2991-1811
FAX:04-2995-1178
