都市移行ミッション(Urban Transitions Mission)プロジェクト
更新日:2024年12月27日
都市移行ミッション(Urban Transitions Mission)プロジェクトとは
都市移行ミッション(Urban Transitions Mission, UTM)は、2021年11月にイギリスのグラスゴーにて開催されたCOP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)で発足し、世界中の都市の能力を高め、確固たる知識と強力なネットゼロ支援・交流コミュニティに基づいて都市移行を形作る力を与えることを目的としています。このプロジェクトは、ミッション・イノベーションの7つのミッションのうちの1つです。ミッション・イノベーションは、クリーンエネルギーをすべての人にとって手頃な価格で魅力的かつアクセスしやすいものにするための、研究、開発、実証への10年間の活動と投資を促進する世界的な取り組みです。
このプロジェクトに参加する自治体はまず2022年に募集され、世界の約50の自治体が選ばれています。所沢市は、その最初の募集で選ばれた自治体のひとつです。この約50の自治体の中で、日本からは所沢市のみが参加しています。
これまでの取り組み
ケーススタディーへの掲載
このプロジェクトに参加している約50の自治体の取組について、順次ケーススタディーとしてまとめることとなり、事務局とともに動画を作成しました。
(音声は音楽のみ、字幕は英語です)
2023年10月10日 グローバルイノベーションサミットへの出席
このプロジェクトでは、年に一度、グローバルイノベーションサミットが開催されています。
2023年はその第1回であり、サウジアラビア王国の首都リヤドにて開催されました。所沢市からは、「クリーンエネルギーに焦点を当てる(Focus on Clean Energy)」がテーマのパネルディスカッションに、市長がオンラインで登壇しました。5分程度の短い時間でしたが、市所有の未利用地を活用した大規模な太陽光発電設備の導入や地域新電力の設立などを中心に、所沢市の再生可能エネルギーの普及推進に係る取組を発表しました。
登壇者の発表は下図のようにグラフィックレコーディングという手法で記録されました。所沢市の発表内容は、右側の大きな円「URBAN TRANSITION: REALITY CHECK(都市移行:リアリティチェック)」の中の右上にまとめられています。具体的には、市所有の太陽光発電設備からの売電による収益や、気候市民会議により2050年までにゼロカーボンシティを実現する方策について議論したこと、グリーンインフラへの投資などが簡潔にイラストでまとめられています。
グラフィックレコーディング
関連リンク
お問い合わせ
所沢市 環境クリーン部 マチごとエコタウン推進課
住所:〒359-8501 所沢市並木一丁目1番地の1 高層棟5階
電話:04-2998-9133
FAX:04-2998-9394