「生ごみカラット」で生ごみ減量 身近でできる環境対策

更新日:2025年7月25日

生ごみは燃やせるごみの3割から4割を占め、そのうち7割から8割が水分であると言われています。
水分の多い生ごみをクリーンセンターで焼却すると、エネルギーを多く使い、CO2を大量に排出することになります。そのため、地球温暖化の一因となるだけではなく、ごみ処理に要する費用も高くなります。
生ごみを減量することは、地球温暖化への対策と市焼却処理施設に係る経費の削減、2つの面で効果的であると言えます。


そこで、今回はご家庭で生ごみ減量化に取り組める「生ごみカラット」を紹介します。
「生ごみカラット」の使用には複雑な工程は無く、簡単に環境問題に取り組むことができます。

「生ごみカラット」とは

水分を取った生ごみを風通しの良い状態で保管するための容器です。
これで生ごみを風乾させることにより、生ごみを減量させます。

「生ごみカラット」の使い方

1.容器の両脇に紐を通し、新聞紙を生ごみカラットの内側に沿わせて敷く

2.敷いた新聞紙の上に新聞紙1/8枚を重ねて敷く

3.生ごみを入れていく

4.生ごみの上に新聞紙1/8枚を被せ、四隅を下へ折り込む

5.風通しの良いところにぶら下げておく


新聞紙を使うことにより、容器の汚れや臭いの付着を防ぐことができ、コバエの対策にもなります。
乾燥期間は次の燃やせるごみの日までや1から2週間など、ライフスタイルに合わせて設定してください。

快適に使うためのポイント

  • 生ごみを濡らさない

多量に水分を含んでいる生ごみを投入すると、乾燥に時間がかかってしまいます。
シンクの中に生ごみを落とさない、三角コーナーを水がかからないシンクの上に置く等、生ごみを極力濡らさないようにしましょう。
また、生ごみは水切りしてから投入しましょう。


  • 扱いにくい生ごみは分別する

魚や肉などの動物性たんぱく質の生ごみは、虫が発生しやすく中断の原因となります。袋に入れ収集日まで冷蔵庫で保管するなどし、燃やせるごみの日に出しましょう。

使ってみよう!「生ごみカラット」

「生ごみカラット」には、他にも、生ごみをキッチンに放置せずに済むことや、ごみ出し負担軽減、集積場のカラス対策などのメリットもあります。
お手軽にできる環境対策として皆様も是非利用してみてください。
また、何か不明点等ございましたら、お気軽にリサイクルふれあい館までお問い合わせください。

お問い合わせ

所沢市 環境クリーン部 リサイクルふれあい館
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