クマガイソウ群落

市民武道館近くの民家の竹やぶに群生するクマガイソウです。
クマガイソウはラン科アツモリソウ属の多年草で、4月下旬から5月中旬頃花を咲かせます。

この名の由来は、花の形が昔の防具の一部分である母衣（ほろ）に似ており、同じような形のアツモリソウの姿が女性的なので、源平合戦の若公達平敦盛（たいらのあつもり）になぞらえ、一方クマガイソウはアツモリソウに較べ無骨なので、一の谷の合戦で敦盛を討ち取り後に世の無常を感じて出家した熊谷直実（くまがいなおざね）にちなんだものと言われています。

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