第17回全国都市改善改革実践事例発表会を開催! 所沢市の富岡まちづくりセンターが最優秀賞を受賞しました!(3月6日発表)
更新日:2025年3月6日
概要
全国の自治体がそれぞれ取り組んでいる業務改善事例を自治体間で共有し、さらなる改善の気づきを得るきっかけとするため、第17回全国都市改善改革実践事例発表会を開催いたしました。
本発表会は、平成18年度から業務改善に積極的に取り組む自治体の持ち回りで開催しており、今年度は所沢市で初めての開催となりました。
北は福島県郡山市から、南は鹿児島県出水市まで、全国14自治体が業務改善の取組みを発表し、厳正な審査の結果、富岡まちづくりセンターの『スマホは世代を繋ぐ架け橋!富岡シニアスマホ学園』が最優秀賞を受賞しました。
発表内容
DX化が進む中で情報通信技術(IT)の恩恵を受けることのできる人とできない人との間で経済格差「デジタルデバイド」が生じています。
そこで富岡まちづくりセンターでは、この「デジタルデバイド」の課題解決のため、スマホのプロである「学生」にスマホ操作に慣れていない方への講師を依頼しました。
また、学生の募集に際しては、デジタルツールを有効活用し、効率良く進めることができました。
参加する学生においては、社会経験や世代間交流だけでなく、ボランティア証明書を受け取ることで学生自身の就職活動のアピールにつながる、というメリットもあります。
当事業は参加者からの好評を受け、2月8日(土曜)に第4回目を開催しました。
限られた資源の中で、行政、シニア、学生にとってWin-Win-Winな事業を展開することができています。
今後は、他の市内まちづくりセンターでも事業を展開予定です。
富岡まちづくりセンターの事業について
地域の課題を捉えて、自主事業を展開しています。
例えば、令和7年の1月には『お年玉から始める 親子おこづかい会議』を開催。
「おこづかい制を始めたいけれど、どう始めたらいいだろうか」「しっかりお金の管理ができるか心配」などの保護者の声に応えました。
同事業は、メディアに取り上げられ、多くの反響が寄せられました。
3月16日(日曜)には、『楽しく学ぼう!キッズマネーすごろく』と題して、小学生を対象とした 『金融リテラシー講座』を開催予定です。
ほかにも、子どもの居場所づくりを目的とした『富岡ゴロ寝読書プロジェクト』や中高生の居場所づくり 『まちの保健室プロジェクト』などを開催しています。
こうした事業の仕掛け人の1人、富岡まちづくりセンター職員は、「事業の実施にあたっては、どういった工夫を凝らすとより市民の皆様のためになるかを意識するとともに、参加者やスタッフから挙げられた意見や改善案は可能な限りすぐ取り入れるよう心がけています。これからも所沢市の社会教育を担う者の一人として、様々な方と手を取り合いながら地域課題の解決に取り組んでまいります。」と語っています。
日時
令和7年2月7日(金曜)午後1時30分から午後5時30分
場所
所沢市民文化センターミューズ(並木一丁目9番地の1)
問い合わせ
経営企画部経営企画課
電話:04-2998-9027
