「所沢市新規創業ビジネスプランコンペ」の受賞者をご紹介します!
更新日:2020年6月4日
新たな発想を持つ意欲的な創業者・起業家や新事業展開を目指す事業者を発掘し、所沢市内での起業と第二創業を応援する取組の一環として、平成22年度から29年度まで、新規性・独自性・事業可能性に富んだビジネスプランを募集し、優秀な提案に対して奨励金を支給する『所沢市新規創業ビジネスプランコンペ』を開催しました。
平成29年度所沢市新規創業ビジネスプランコンペ 最終審査結果について
8回目の開催となった平成29年度は、平成30年2月13日(火曜日)に最終審査(プレゼンテーション審査)を開催し、その新規性、独自性、社会的意義や熱意などが認められたプランに対し、以下のとおり、最優秀賞1件、優秀賞2件を選出しました。
平成29年度の「所沢市新規創業ビジネスプランコンペ」受賞者と、市長との写真です。
最優秀賞 佐々木 勇太 氏(写真:市長の右隣) 右はビジネスパートナー 堀田 稔也 氏
プラン名「障がい者、生活保護者、高齢者を対象とした不動産賃貸支援業」
優秀賞 土屋 幸子 氏(写真:市長の左隣)
プラン名「美味しい所沢産野菜のプラットフォーム」
優秀賞 福島 夕香 氏(写真:左)
プラン名「高齢世帯生活サポートサービス事業」
- 各プランの概要及び歴代の優秀賞等受賞者については下表をご覧ください。
- 平成26年度までは優秀賞のみを選出していました。
なお、これまで本コンペに応募された方の多くは、受賞の有無に関わらず事業化に至っております。所沢市では、今後も、所沢発の創造的でユニークなビジネスが数多く誕生し、一層の経済活性化が図られるために、創業者支援の充実を進めて参ります。
平成29年度所沢市新規創業ビジネスプランコンペ最終審査の様子
歴代優秀賞等受賞者・プラン一覧
年度 |
賞 受賞者名 |
プラン名 | プラン概要 |
---|---|---|---|
29 | 最優秀賞 佐々木 勇太 |
障がい者、生活保護者、高齢者を対象とした不動産賃貸支援業 | 支援団体等からの紹介を専門とした不動産賃貸会社を設立し、障がい者、生活保護者、高齢者を対象に、出張相談や代行内見等のサービスを充実させ、時間をかけて納得のいく住まい探しを提供する社会的意義の大きいビジネス。 |
●株式会社結不動産のホームページはこちら | |||
優秀賞 土屋 幸子 |
美味しい所沢産野菜のプラットフォーム | 所沢で生産されている無農薬・無化学肥料の旬の野菜の情報を、HPやSNS上に公開し、子育てや仕事で忙しい方でもスマートフォン等で簡単に注文し、配達まで行なう仕組みを作る地産地消と農業者の収入向上を目指すビジネス。 | |
●TAVege (タヴェジ)のホームページはこちら | |||
優秀賞 福島 夕香 |
高齢世帯生活サポートサービス事業 | 働きたい子育て中の女性が、家事代行等を必要とする老老介護世帯や単身世帯の高齢者に、生活の細かいお困りごとの手助けや定期訪問による安心を提供する女性の就労問題と街の高齢化問題解決の一助となるビジネス。 | |
28 | 最優秀賞 木谷 怜 |
螺鈿・象嵌細工による「人形のまち・所沢」の再興 | 所沢の伝統工芸である節句人形や押絵羽子板といった地場産業を、提案者の貝細工の技術を活かして更に価値ある商材へと昇華させ、新しいニーズの発掘と海外販路も視野に入れつつ、国内外へ発信していくビジネス。 |
優秀賞 有限会社 増田園 |
業界初!所沢市産狭山茶を使った高濃度テアニンゼリー「地産 地学 地消」で偏差値70への挑戦! | 所沢で栽培された茶葉(地産)を、地域の小学生が体験学習(地学)として摘み、それを加工して作った高濃度テアニンゼリーを、学校給食(地消)として提供する、地域振興のモデルともなる地産地学地消ビジネス。 | |
27 | 最優秀賞 川口 史樹 |
お茶の品種が切り開く未来 国内初の品種茶専門店 心向樹(シンコウジュ) | ブレンドされたお茶が流通するのが当たり前の現状に対し、て、「品種」の持つ個性を生かすマーケティングによって、お茶に新たな魅力と価値を付加し多様化するニーズを捉える。そして、日本茶に新規需要を創出する。 |
●心向樹(シンコウジュ)のホームページはこちら | |||
優秀賞 田中 真理子 |
Piece for Peace(1粒が地球を救う) 世界初!狭山茶番茶を活用したヘルスケア石鹸「茶ぼん-savon-」 | 狭山茶番茶を活用した多機能型無添加石鹸を開発・販売し、狭山茶二番茶の活用及び石鹸そのものにセラピー効果を持たせる「ヘルスケア石鹸」という、2つの世界初を「所沢」で実現させ、国内外で広く展開していく。 | |
審査員特別賞 中島 道隆 |
所沢を全国へ、世界へ、「所沢キャンプ」 | 日本全国の学生と世界の学生が所沢で、茶摘みや農業体験、プロスポーツチームの選手との交流や試合観戦をし、市内でホームステイすることにより、所沢の魅力を全国だけではなく世界へ発信し、国際交流を図っていく。 | |
26 | 優秀賞 根岸 桂子 |
子育てママのためのコミュニティスペース「セカンドリビング」“子供と一緒に一日楽しめる場所”“ママになっても輝ける自分になれる場所” | リラックススペースや小さなイベントなど、ママが子供と一緒に息抜きできる場をつくり、資格取得等のスキルアップにより稼げるようになりたいママに対しては、講座受講の場「寺子屋」も提供することで、ママの自己実現を後押しする、ママ同士のコミュニティスペースを提供するもの。平成27年5月18日(月曜)に「ままとこらぼ」として開業を果たした。 |
●ままとこらぼのホームページはこちら | |||
優秀賞 野島 康子 |
「地場産の里芋ピザ」の製造・販売 | 所沢の特産物である里芋の消費拡大と、若者や子供たち等への食文化の伝承を図るため、「里芋ピザ」を新たな所沢名物として製造・販売するもの。実演販売から事業を開始し、ゆくゆくは冷凍食品として商品化する。 生産者と消費者をつなげ、地産地消に貢献する。 平成27年5月15日(金曜)に「合同会社いろどり」を設立し、開業を果たした。 |
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●合同会社いろどりのホームページはこちら | |||
25 | 優秀賞 中島 智美 |
女性起業家を支援する「Cafe トコロ荘」プロジェクト | 市内商店街の空き店舗を活用してカフェを開業・経営する傍ら、自身がこれまで培ってきた創業支援のノウハウを活用し、様々な専門性と起業意欲を持った女性をターゲットにインキュベーションの場としてカフェスペースを提供するもの。平成26年1月31日(金曜)に「かふぇ うらら」として開業を果たした。 |
優秀賞 特定非営利活動法人 空家・空地管理センター |
全国から放置空家を無くす100円管理サービス | 少子高齢化に伴い、近年社会問題化している空家・空地における不審者の侵入や放火・倒壊、不法投棄等を防ぐために、空家や空地の所有者からの委託に基づいて、行政や不動産会社、地域住民らと連携を図りながらその管理を行うサービスを提供するもの。 | |
●特定非営利活動法人空家・空地管理センターのホームページはこちら | |||
優秀賞 清水 誠司 |
介護福祉施設の利用者様(高齢者)に向けた「エンターテイメント娯楽付き出張理美容サービス」 | 主に介護福祉施設入居者をターゲットに、出張理美容サービスを提供すると同時に、似顔絵画家、マジシャン、バルーンアート等、様々なパフォーマーによるエンターテイメントサービスを提供するもの。高齢者の生活の中に「理容」や「娯楽」といった非日常的な空間を創造する。 | |
24 | 優秀賞 倉本 紘一 |
所沢を楽しむ・音楽サイト『ptoko(ピートコ)』 | 所沢で開催される音楽イベントやアーティストの情報などを集約したポータルサイトを企画・運営するプラン。アーティストへの取材・執筆等も行い、質の高い情報提供を目指す。スタジオやホールが揃い、数多くのミュージシャンやバンドが活動する所沢の音楽シーンの活性化が期待される。平成25年度には、所沢市が推進する「音楽のあるまちづくり」プロジェクトに協力者として参加している。 |
●ptoko(ピートコ)のホームページはこちら | |||
23 | 優秀賞 荻野 茂喜 |
「オーガニック・コミュニティ レストラン&ショップ」開設 | 農家がオーガニック栽培した食材を提供するレストランと、多様な出展者とともに展開する農業体験、動物とのふれあい体験や手芸体験などのワークショップを融合させたコミュニティの場を提供するプラン。 |
優秀賞 東 智隆 |
Artselection(アートセレクション) | 推薦されたものを含め様々なアーティストによる絵画を、喫茶店等の実店舗やインターネット上で展示し、絵画との出会いの場を創出するプラン。それらの作品をインターネットで販売し、その売上をアーティスト、展示店舗、推薦者と分配する。 | |
22 | 優秀賞 宮内 慶人 |
「所沢かわり餅」ビジネスプラン | 「所沢かわり餅」とは「所沢かわり餅保存会」が所沢地域特産品を使用した餅のことで、「埼玉県ふるさと認証食品」として県知事より認証を受けた同商品の製造及び改良開発、販路戦略に関するプラン。サトイモや狭山茶、ホウレンソウなど所沢の名産品のPRとともに、同商品の名産品化を目指すもの。 |
優秀賞 吉村 英二 |
所沢麦酒倶楽部 | 市内農家の協力のもと、地域住民とともに大麦を栽培・収穫し、所沢市初の地ビールを製造するプラン。所沢地域の経済活性化とともに地域コミュニティの醸造・強化を図る。コンペ後、実際に地ビール『野老ゴールデン』を製造し、市内飲食店などにおいて提供し、着々とファンを増やしている。平成24年2月には法人設立(株式会社ベルビア)、平成25年には酒造免許を取得、また自社工場内に醸造所を設置し、原材料の生産からビールの製造、消費まで、所沢での「地産地消」を実現した。新しい所沢ブランドとして今後の一層の成長が期待されている。 | |
●株式会社ベルビア、所沢麦酒倶楽部のホームページはこちら |
- 平成26年度までは優秀賞のみを選出していました。
その他創業支援事業のご案内
所沢市では新規創業を計画中の方、新規創業をされて間もない方向けに融資制度を設けています。低金利でご利用しやすくなっておりますので、ぜひご検討ください。
所沢市は所沢商工会議所との共催で、新規創業を計画中の方、新規創業をされて間もない方向けにセミナーや個別相談会等を開催しています。セミナーではグループワークやディスカッション等、実践的な内容となっております。個別相談会は創業の専門家による無料相談となっております。ぜひご利用ください。
所沢市では、産業競争力強化法に基づく「創業支援事業計画」を所沢商工会議所等とともに策定し、国から認定を受けました。この計画は、市区町村が民間の創業支援事業者(商工会議所や地域金融機関など)と連携して創業支援を行う内容の計画を国が認定することで、地域における創業を促進するものです。
所沢市は平成26年3月20日に初めて認定を受け、また、平成28年度には支援内容を拡充するため計画の変更申請を行い、平成28年12月26日に第10回の認定を受けました。この認定により、創業・第二創業を目指す方への支援を強化するとともに、計画中に定めた「特定創業支援事業」を受けた方は、国が定めた各種優遇措置を受けることができます(※優遇措置を受けるには、市が発行する証明書が必要です)。
市内商市内在住者又は市内に本拠のある法人で、市内商店街内の3ヶ月以上の空き店舗に新規出店する事業者を対象に、空き店舗等の保証金、店舗の内外装の改修工事費等の3分の1以内の額(限度額120万円)を、予算の範囲内で支給いたします。
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所沢市 産業経済部 産業振興課
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