個人情報が保存された校務用USBメモリの紛失について
更新日:2022年7月1日
概要
所沢市立小学校において、個人情報が保存された校務用USBメモリを紛失する事案が発生しました。なお、現在のところ当該USBメモリはまだ発見されておりませんが、第三者による不正使用等の事実は確認されていません。
1 事案の概要
令和4年4月28日(木曜)、当該小学校の教諭は、自宅で授業準備等を行うことを教頭に申し出、許可を受けて校務用USBメモリを借りた。令和4年6月3日(金曜)午後8時頃、同教諭が自宅で授業準備を行うために当該USBメモリを使用しようとしたところ、見当たらないことに気が付いた。
2 事案の経緯
- 6月1日(水曜)午後6時
USBの最終使用日。指導案の印刷配付。
USBをデイバッグに閉まったか、落としたか、何かに挟まっているか、破棄してしまったか、本人、正確には記憶しておらず。
- 6月3日(金曜)
夜、自宅でUSBが無いことに気づく。
- 6月13日(月曜) 午後7時
本人、教頭へ連絡。
- 6月14日(火曜)
朝、教頭から校長へ報告。
- 6月15日(水曜)
校長、学校教育課へ第一報(USBの中身は、指導案とチェック名簿との報告)。
- 6月18日(土曜)
校長、教頭と他職員1名で学校捜索 。
- 6月20日(月曜)
校長から職員へ周知。
- 6月21日(火曜)
第二報(USBの中身に個人情報が含まれていることが判明)。
教頭と自宅の捜索。
- 6月24日(金曜)
全職員で職員室内を捜索。校長、本人、市役所へ。経過の聞き取り。
- 6月27日(月曜)
県教委へ第一報。本人、警察へ遺失物届提出。
- 6月29日(水曜)
保護者説明会通知。
- 7月1日(金曜) 午後6時
保護者説明会。
3 当該USBメモリに保存されていた電子データの内容
- 児童の氏名、生年月日、学力等の状況、配慮事項等を記載した引継資料(担当学年の2学級65名分)
- 児童の教育活動の様子が写っている写真(約95枚)
- 担当学級の座席表、時間割表、掲示物
- 当該教諭の自己評価シート
- 指導案
※なお、個人情報は持ち出しが禁止されているものであった。
※校務用USBメモリは、パスワードをかけて使用することとなっていたが、当該USBメモリにはパスワードがかけられていなかった。
4 学校の対応
- 職員等で校内等を捜索している。
- 最寄りの交番に遺失届を提出した。
- 当該USBメモリに個人情報が保存されていた当該学年児童の保護者に対し、令和4年7月1日(金曜)に臨時保護者会を開催して、事案についての報告及び謝罪を行う。
5 再発防止策
今後、改めて全小・中学校において個人情報や物品の適正な管理を徹底するよう教職員に指導する。