「小児用パルスオキシメータ」の貸与と認可保育施設等への配付を行います（6月2日発表）

市は、新型コロナウイルス感染症にかかった乳幼児が、自宅療養中に重症化することを予防する為、健康観察に使用する「小児用パルスオキシメータ」の貸与を行います。保護者の依頼に応じて、各家庭へ郵送し、返却は、貸与時に同封した返信用封筒を使用してもらいます。
また、認可保育施設等には、小児用パルスオキシメータを配付し、日々の健康観察や体調不良時に役立ててもらいます。

• パルスオキシメータ　
• 小児用プローブ（小さな指を挟むためのアダプター）

• 認可保育施設（85施設）
• 公立幼稚園（1施設）
• 民間幼稚園（19施設）
• こども支援センター（1施設）
• 児童発達支援センター（1施設）
• 障害児通所支援事業所（1施設）

日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会の報告によると、小児の新型コロナウイルス感染症は比較的軽症とされていましたが、オミクロン株流行期における小児科患者は、

• 発熱の頻度が高く、熱性けいれんの報告数が多い
• 2歳未満と基礎疾患のある場合においては、重症者リスクが増大する

とされています。重症化を防ぐには、早期に症状悪化の兆しを捉えることが重要ですが、乳幼児は、自ら症状を伝えることが難しい為、保護者等が適切に健康観察を行う必要があります。

健康推進部保健医療課
電話：04-2998-9385