野鳥のヒナを拾わないで

更新日:2024年8月20日

なぜヒナが地上にいるのか

野鳥の多くは、えさとなる昆虫が豊富な春先から初夏にかけて子育てを行います。卵からかえり、成長したヒナは自分の力で生きていくため、巣から飛び立つ練習を開始します。しかし、最初はうまく飛べずに巣から落ちてしまうことがあるのです。

落ちているヒナを見つけたら

そっと見守ってあげてください。多くの場合、近くに親鳥がいて餌やりや誘導を行っているのですが、人間がそばにいると近寄れず困ってしまいます。車にひかれないか、ネコやカラスに襲われないか等が心配な場合は、巣に戻してあげたり、近くの樹木の枝や繁みの中に移してあげてください。親鳥は近くで見ています。

ヒナを育てることはできません

野鳥はペットではなく野生動物です。野鳥のヒナは巣立ち後に親鳥と過ごすわずかな期間で、何が食べ物で何が危険なものなのか等の生きていくすべを身につけていきます。人に育てられたヒナはこうした学習ができていないため、成鳥になってから放鳥されても自然界で生きていくことが難しくなってしまいます。また、野鳥を許可なく捕獲して飼うことは法律により禁止されております。もし、ケガをしている等の状況がありましたら下記までご連絡ください。

  • 埼玉県西部環境管理事務所
  • 電話:049-244-1250

公益財団法人日本鳥類保護連盟の行っている「ヒナを拾わないでキャンペーン」に関することは、下記のホームページをご覧ください。

お問い合わせ

所沢市 環境クリーン部 生活環境課
住所:〒359-8501 所沢市並木一丁目1番地の1 高層棟5階
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