身近な街づくりのルールづくり

更新日:2015年12月4日

中富南部地区地区計画区域内の写真

 みなさんは今住んでいる身近な街について…
・低い建物が広がっている今の良好な住環境を守りたい
・ゆとりがあって緑があふれる魅力的な街並みをつくりたい
・地域のシンボルなど気に入っているところを残したい
などと思ったことはありませんか。

このようなときは街づくりのルール

 このようなことを思ったときは、街づくりのルールをつくることをお勧めします。街づくりのルールの種類としては、みなさんで定める自主的なルールの他に、建築協定、地区計画、街づくり協定などがあります。

どんなルールを決めればいいの?

 街づくりのルールでは、どのようなことを決めればよいのでしょうか。
 ゆとりある街をつくりたいときは、隣の建物や道路との間に空間をつくるため壁面の位置を決めることや、敷地の狭小化を防ぐため敷地の大きさの最低限度を定めることなどが有効です。
 また、街並みをそろえたいときは、建物の高さを決めたり、建物の色を落ち着いた色で合わせたりすることなどが有効です。

どうやって進めればいいの?

 では、みなさんが主体となって街づくりを進めるには、どのようにすればよいのでしょうか。ここでは、市が推奨する街づくりの進め方を紹介します。
 まず、みなさんの街の良いところ・悪いところを整理します。街を調べてその街の課題を見つけます。
 次に、将来、街をどのようにしたいかを話し合います。その際には、話し合いの場となる「協議会」をつくり、さまざまな立場や考え方の人の意見を聞きながら進めることが大切です。
 そして、街の具体的な将来像を描き、それを実現するための目標・方針やルールとなる市民計画を定めます。
 自主的なルールだけではなく、さらに実効性を高めたい場合は、地区計画や建築協定などの法律や条例に基づく制度を活用します。

協議会とは

 協議会は、街づくりの実現を目的として活動する団体をいいます。地区住民等で構成され、かつ、地域に開かれた組織であることが必要です。
 協議会の結成を市に届け出ますと、市は協議会の名称や所在地及び代表者の氏名などの届出の内容を街づくりの情報として公表します。この公表を行うことによって、より多くの参加者を集めることができると市では考えています。

市民計画とは

 市民計画は、みなさんで定める街づくりに関する自主的なルールをいいます。市民計画には、計画の名称や対象地区の位置と区域を定めた上で、街づくりの目標や方針、その他街づくりを推進するために必要なことを定めます。
 みなさんで定めた市民計画が市に提出された場合、その内容が市のまちづくりの方針等に沿っているときは、市はそれを公表します。市ではこの公表が、みなさんの街づくりの活動や計画がPR・普及されることに役立つと考えています。
 なお、市民計画は個人の方でも提出することができます。この場合には、公表することによって同じ考えを持った方が集まり、協議会を結成しやすくなると考えています。

市の支援について

 みなさんが街づくりを進めるときには、必要な情報が不足している場合や、街づくりに関して知識や経験が十分でない場合があると考えられます。そのため、市では協議会への支援として、街づくりに関する情報を提供したり、市職員や街づくりアドバイザーを派遣したりしています。
 街づくりアドバイザーは、街づくりの経験が豊富な方や街づくりに関して専門的な知識をもっている方で構成されています。街づくりに関する講習会の講師や経験談の講演、街づくり活動に関する専門的な助言や指導等を行い、みなさんの街づくりをサポートします。
 さらに詳しくお知りになりたい方は、生涯学習まちづくり出前講座のメニュー「身近なまちづくりのルールづくりについて」で使用しているスライドをダウンロードできますので、ご覧ください。

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お問い合わせ

所沢市 街づくり計画部 都市計画課
住所:〒359-8501 所沢市並木一丁目1番地の1 高層棟5階
電話:04-2998-9192
FAX:04-2998-9163

a9192@city.tokorozawa.lg.jp

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