所沢市家庭ごみの組成分析調査結果について

更新日:2025年8月22日

所沢市家庭ごみの組成分析調査

この調査は、ご家庭からごみ集積所に排出されるごみの現状を把握し、現状の施策に対する効果を分析するとともに、将来に向けた効果的なごみの減量・資源化施策の検討の基礎資料とすることを目的として実施しました。

所沢市家庭ごみの組成分析調査

令和6年7月、11月(年2回)

調査対象

燃やせるごみ、破砕ごみ類、容器包装プラスチック

サンプルの収集方法

地域制を踏まえた、家族向け集合住宅・単身者向け住宅・戸建住宅別に、市内4地区にある集積所を選定し、サンプルを収集し、西部クリーンセンターへ持ち込み、分析を行いました。

ごみ組成分析調査結果

(1)燃やせるごみ

生ごみ33.86%、、、、
燃やせるごみ組成円グラフ


生ごみ33.86%のうち、直接廃棄が14.85%(燃やせるごみ量全体の5.1%)、食べ残しが13.37%(燃やせるごみ量全体の4.5%)であり、計28.22%が食品ロスでした。これは、燃やせるごみ量全体の9.6%が食品ロスであったこととなります。
このことから、生ごみ処理機購入者への奨励金の交付や広報活動により、生ごみの減量・資源化に取り組み、さらには食品ロス削減に関する教育や学習の場の提供など環境学習機会の充実を図ります。
また、紙類が11.56%、資源化可能な古着・古布が1.76%含まれており、これらは資源として分別するよう周知に取り組みます。
なお、直接廃棄の一定量は、容器から出さないため、容器包装プラスチックに入ったまま、捨てられている状況が確認されました。このような不適正な廃棄については、排出方法の周知に努め、削減に取り組みます。

(2)破砕ごみ類

生ごみ3.02%
破砕ごみ類組成円グラフ


紙類が1.52%、びん・かんが1.40%、ペットボトルが0.38%、小型家電が3.34%含まれています。
また、生ごみが3.02%、その他可燃が3.20%であり、分別誤りというよりは、分別を徹底していない結果として、様々なものが少しずつ、排出されていると考えられます。
これらは資源として分別を推進するよう、さらなる広報活動等に取り組みます。
なお、破砕ごみに有害ごみとして出すべき電池が1.1%混入されていました。電池の混入は火災の原因となり大変危険ですので、破砕ごみとして排出しないよう周知に努めます。

(3)容器包装プラスチック

生ごみ2.99%
容器包装プラスチック組成円グラフ


汚れたプラスチック類が9.79%含まれていました。汚れを落としてから排出するよう周知に努め、資源化に取り組みます。
また、中には、手付かず食品をそのまま廃棄している状況も見受けられるため、食品ロスの削減により、これらを削減していく必要があります。
なお、製品プラスチックが、容器包装プラスチックの中に3.4%排出されていたことから、今後更なる分別を徹底するよう啓発に取り組みます。

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お問い合わせ

所沢市 環境クリーン部 資源循環推進課
住所:〒359-8501 所沢市並木一丁目1番地の1 高層棟5階
電話:04-2998-9146
FAX:04-2998-9394

a9146@city.tokorozawa.lg.jp

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