今日から始める、『上手な医療のかかり方』
更新日:2024年12月23日
医療を提供する医療機関の数、医師や看護師など医療を支える人々の数は限られています。
もしものときも安心して医療が受けられる体制を継続するには、一人ひとりのかかり方が重要です!
ここから始めよう!上手な医療のかかり方
ポイント1 まずは近くの診療所やクリニックを受診しましょう
日常的な病気やけがの治療の際には、近くの診療所やクリニックを受診しましょう。もし、専門的な治療や検査が必要な場合は、診療所やクリニックが適切な病院に紹介してくれるので安心です。
ポイント2 時間外は避けて、診療時間内に受診しましょう
休日や夜間に受診すると追加の費用がかかります。また、日中とは診療体制が異なり、検査なども十分にできないことがあります。
やむを得ない場合を除き、時間外受診は控えましょう。
ポイント3 かかりつけ医をもちましょう
「かかりつけ医(外部サイト)」がいると、体調の変化で気になることを気軽に相談できますし、新たな病気にかかったときも、体質や過去の病歴などに照らして診察してもらえます。大病院で治療が必要な場合、紹介状でスムーズに繋いでくれます。
【全国健康保険協会埼玉支部】上手な医療のかかり方を身につけましょう!(外部サイト)
【厚生労働省】Q&A教えて!上手な医療のかかり方(外部サイト)
「上手な医者のかかり方10か条」(厚生省研究班作成)でさらに上手にかかろう!
- 伝えたいことはメモして準備
- 対話の始まりはあいさつから
- よりよい関係づくりはあなたにも責任が
- 自覚症状と病歴はあなたを伝える大切な情報
- これからの見通しを聞きましょう
- その後の変化も伝える努力を
- 大事なことはメモをとって確認
- 納得できないときは何度でも質問を
- 治療効果をあげるため お互いに理解が必要
- よく相談し 治療方法を決めましょう
ここも大切!日頃の健康管理
- 規則正しい生活を送りましょう
- 定期的に健康診断を受けましょう
- 自己判断での通院、治療の中断はやめましょう
- 処方された薬剤は処方通りに内服しましょう
【政府広報オンライン】知っておきたい 薬のリスクと、正しい使い方(外部サイト)
【独立行政法人医薬品医療機器総合機構】患者・一般の方からのくすり・医療機器の相談窓口(外部サイト)
活用しよう!埼玉県 救急医療情報システム
埼玉県 救急医療情報システム(外部サイト)では、救急電話相談、医療機関や薬局が検索できるシステム等をご案内しています。
上手に医療機関にかからないと…?
一口に医療機関といっても、診療所やクリニック、中小病院、大学病院などの大病院など、医療設備も規模も異なる様々な医療機関があります。
医療機関は、その医療機能に応じて役割分担をし、連携して地域の医療を支えています。
「大学病院のほうが何となく安心する」「平日の昼に行く時間がない」「夜間のほうが空いている」などの理由で、急を要しない軽症にもかかわらず夜間や休日に、地域の病院や大病院の救急外来を受診したりする人が増えると、医療を受ける患者さんにとっても、医療機関にとっても、様々なデメリットが生じてしまいます。
待ち時間が増加します
患者さんが集中することにより、診察にかかるまでの待ち時間が増加します。
医療費・自己負担が増加します
夜間・休日の救急外来に受診したときや、紹介状なしで大きな病院を受診したときは治療費以外に費用がかかります。
受けられる医療の質や安全が低下する可能性があります
患者さん一人ひとりに対する診察時間が短くなり、医師からの丁寧な説明が受けられなくなる可能性があります。
また、医師の負担が重くなり、疲労によって医療の質や安全にかかわるおそれがあります。
緊急度の高い患者の治療ができなくなります
救急外来は、一般の外来とは違い、夜間や休日に救命処置や入院など緊急性のある患者さんを対象に診療を行う外来です。
関連リンク
【政府広報オンライン】上手に医療機関にかかるにはどうしたらよいのでしょうか? (外部サイト)
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所沢市 健康推進部 保健医療課
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