行ってみませんか民俗資料館へ!
更新日:2019年10月16日
皆さんは、民俗資料館を知っていますか?
所沢市内には、中富、柳瀬、山口にそれぞれの地域の歴史を伝える民俗資料館があります。
民俗資料館には、明治・大正・昭和にかけて使われた農家の生活用具や農機具、古い書物などたくさんの資料が保存、展示されています。展示資料の中には、昔の教科書やおもちゃなどもあります。
昔の人々はどんなふうに暮らしていたのでしょうか?民俗資料館へ行って、当時の暮らしを体感してみませんか?
中富民俗資料館
中富(なかとみ)を含む上富(かみとめ)、下富(しもとみ)の三富地域は、江戸時代に川越藩主・柳沢吉保によって開拓されました。今も、当時の地割が三富開拓地割遺跡として残っています。
このあたりは農業が受け継がれているため、中富民俗資料館には、クワやカマなどの小型農具から脱穀機などの大型農機具までたくさんの農具や民具が展示されています。また、本館の奥には、当時の農家の暮らしを再現した部屋もあり、昔の人々の生活を知ることができます。
開館日
第1土曜日と第3日曜日と第2・4金曜日 ※入館無料
開館時間
午前9時00分から午後4時30分
注釈:天候等により、予告なく開館時間が変更または臨時休館となる場合があります。ご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
電話
電話:04-2942-4843 ※開館日のみ
所在地
所沢市大字中富1548番地の1
交通
- 「ところバス」北路線(富岡循環コース)「北原」下車 徒歩5分
- 西武新宿線「航空公園駅」東口から西武バス「新所沢駅東口」行き「北原」下車 徒歩約5分
当時の暮らしを再現した部屋
柳瀬民俗資料館
柳瀬民俗資料館には、作業着・照明具・食器具などの生活用具や、トウミ・輪転機・スキ・クワなどの農機具が展示されています。このあたりの昔の主食は、お米に大麦を混ぜた麦飯でしたので、特に麦作についての工程がパネルなどによって詳しく解説されています。
また、明治時代後期にこの場所に建っていた柳瀬村役場を復元した模型や、当時農作業に使われていたオート三輪車もあります。
開館日
第2土曜日と第4日曜日と第1・3金曜日 ※入館無料
開館時間
午前9時00分から午後4時30分
注釈:天候等により、予告なく開館時間が変更または臨時休館となる場合があります。ご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
電話
電話:04-2944-9696 ※開館日のみ
所在地
所沢市大字亀ヶ谷279番地の3
交通
「ところバス」東路線(柳瀬循環コース)「柳瀬民俗資料館」下車すぐ
旧柳瀬村役場の模型
山口民俗資料館
山口民俗資料館には、「所沢絣」とそれを作るのに使われた、さまざまな道具が展示されています。
絣というのは、ところどころかすれたような模様の着物のことです。さまざまな理由から姿を消した「所沢絣」ですが、今、その復元に所沢飛白勉強会の方々が取り組んでいます。「所沢絣」の復元作業は、毎月第1日曜日の主に午前中に行っており、随時見学ができます。
開館日
第3土曜日と第1日曜日と第2・4木曜日 ※入館無料
開館時間
午前9時00分から午後4時30分
注釈:天候等により、予告なく開館時間が変更または臨時休館となる場合があります。ご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
電話
電話:04-2922-2004 ※開館日のみ
所在地
所沢市大字山口1529番地の10
交通
- 「ところバス」南路線(吾妻循環コース)「山口民俗資料館」下車すぐ
- 西武狭山線「下山口」駅下車 徒歩約8分
「所沢絣」の復元作業
お問い合わせ
所沢市 教育委員会教育総務部 文化財保護課
住所:〒359-0042 所沢市並木六丁目4番地の1
電話:04-2991-0308
FAX:04-2991-0309