ふるさと応援寄附「文化財保存修理事業~未来へ遺そう!ふるさと所沢の宝~」受付中です!

更新日:2024年11月29日

文化財保存修理事業~未来へ遺そう!ふるさと所沢の宝~について

所沢市には国・県・市指定文化財が計106件、国登録有形文化財が計11件あります(2024年4月現在)。それらは、建造物、彫刻、絵画、歴史資料、民俗文化財等さまざまな分野に及び、どれも「ふるさと所沢の宝」として後世に遺していかなければならないものです。そのためには、傷んだ文化財を修理・修復し、守っていく必要があります。
ふるさと応援寄附では、修理・修復の必要性がある文化財について広く寄附金を募り、集めたお金を事業費に加えることによって、修理・修復を実現します。

寄附金の使い道

例1
所沢市寿町に所在する国登録有形文化財「秋田家住宅」と敷地全体の整備及び活用を図るために、所沢市が進める歴史的建造物整備活用事業に充当いたします。中心市街地に今も残る「秋田家住宅」を整備し、活用することによって、「所沢のまちば」の歴史・文化を伝え、「ふるさと所沢」を愛する心を育てる。併せて、様々な活動の展開を通じて日常的に市民が交流する空間の創出や、所沢駅周辺から西所沢エリア及び航空公園エリアなどへの回遊拠点のひとつとして、地域の商業や観光の活性化にも寄与することを目指しています。

例2
所沢市御幸町に所在する東川に架けられた国登録有形文化財「旭橋」の電灯の復元事業に充当いたします。
「旭橋」は、昭和5年(1930年)に、旧所沢飛行場へ通じる飛行機新道にそれまでの土橋から架け替えられた鉄筋コンクリート造単桁橋で、親柱上にあった電灯が戦時中の金属供出のため取り外され、現在は台座だけが残っています。
電灯の資料調査を行ったところ、施工当時の設計図面などの資料を発見することができたため、「航空発祥の地 所沢」の歴史を多くの市民や本市を訪れた方にも体感してもらえるよう、失われた電灯の復元を行います。

例3
所沢市指定文化財「旧田中家穀倉」(中富小学校敷地内)の屋根葺き替え保存修理事業に充当いたします。この文化財は、築200年余を経過した歴史的建造物で、平成12年に旧田中家から現在地に移築し、屋根葺き替え工事を行いましたが、経年による劣化が著しいため、屋根葺き替え工事を実施する必要があります。(2024年4月現在)

旧田中家穀倉
旧田中家穀倉の様子

例4
その他、指定・登録文化財で修理・修復が必要になったものについて、当寄附を事業費に充当いたします。

例5
文化財の保存や保管に必要な物品の整備に関して、当寄附を事業費に充当いたします。

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お問い合わせ

所沢市 教育委員会教育総務部 文化財保護課
住所:〒359-0042 所沢市並木六丁目4番地の1
電話:04-2991-0308
FAX:04-2991-0309

b29910308@city.tokorozawa.lg.jp

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