昭和51年に開設した所沢市市民医療センターは、施設・設備の老朽化が顕著であり、良好な医療環境を確保するためには、再整備が必要となっています。一方、少子高齢化の進行や保健医療圏域における医療体制、感染症の流行等、地域の医療を取り巻く環境や公立病院として担うべき役割も大きく変化してきました。このような状況を踏まえ、令和4年3月に「所沢市市民医療センター再整備基本構想」として当センターの現状と課題を整理し、医療政策の動向、地域医療の現状等を勘案した再整備に係る基本的な考え方を取りまとめました。
　「所沢市市民医療センター再整備基本計画」は、再整備の方針として現在地において病院を建て替えることとし、新病院で実施する医療機能や施設整備計画、事業収支計画等について、所沢市市民医療センター運営委員会や市民説明会を開催して外部のご意見を伺いながら、令和4年度及び5年度の2か年をかけて策定したものです。